システム導入ポイントブログ

1.【基本設計】システムの利用想定年数について



今回は、今から導入しようとしているシステムの利用想定年数についてお話しします。

なぜこの利用想定年数を先に決めるべきなのかともうしますと、これによって必要な機能や投資できるコスト(特に初期コスト)が変わってくるからです。
将来を含めて必要な機能は、利用想定年数内で考えればよくなります。
またコストは、利用想定年数が長い方が回収は出来ます。

ただし利用想定年数が長ければ長いほどよいかというと、そんなことはありません。
システムは、長く使うと世の中の流れから外れ古くなったりしてそれを無理に使うより他のシステムを使った方が良いと言うことが多々おきます。

ですので、実際何年間利用することを想定しているのか現実的に考える必要があるのです。自分のマイホーム、マイカーを購入するときと同じだと思います。何年利用するか決めて購入金額を決めると思います。
では、何年くらいで考えることが多いでしょうか?
それは、ズバリ5年程度かと思います。

資産を購入する場合も、減価償却期間を5年などで見積もることが多いので、それが目安となるかと思います。

いずれにせよ、まずはシステムの利用想定年数を決めましょう。

まとめ

システム導入の検討に入る時は、まず利用想定年数を決めましょう。

現実問題として、許容される年数です。

経験上多いのは5年などです。

以上
Hasta luego!!