引き継きクレジットカード連携についてお話しします。
前回はカードの種類などについて話しましたが、今回はカード連携に必要な要件を整理します。
確認すべき運用上必要な要件は以下の通りかと思います。
- お使いのカード明細が取り込める事(前回の内容)
- 取り込まれるタイミングが加盟店が決済データを流してからどれくらいか?
また、その日数で運用上問題ないか?(年度締め直前利用のタイミングなど) - 【個別決済の場合】明細に対して、私用利用の区分ができること
- 【会社決済の場合】通常の立替(および個人決済クレジットカード)と別の債務科目で仕訳できること
- 経理が全社員分の社用利用分カード利用明細が精算済みかを確認出来ること
また、さらに付加的な要件として以下のようなものが挙げられます。
- 取り込んだ費用の科目を、加盟店の業種などで自動で科目付けしてくれる
- カード番号を経費精算システムに登録するようなシステムの場合は、セキュリティを気にする必要があります。直球で聞いても答えてくれませんので、ベンダーの企業調査などを実施しても良いかもしれません。
まとめ
運用する上で必要な以下のような要件をちゃんと満たせて運用ができるか確認しましょう。
[必要要件]
- カード明細の取込が出来ること
- 私用利用の管理機能
- 会社決済型カードでの債務科目が設定できること
- カード利用明細のうち、未精算分の明細を管理・把握出来ること
[付加的な要件]
- 自動科目付け機能(AIなど)
以上
Hasta luego!!